大腿骨骨幹部骨折について


ぴよナース

若い人に多い骨折とかあったりするの?

あずかん

交通事故やスポーツなどによる骨折は、若・壮年層に多いかな。
そのなかの一部を紹介していくね!

目次

大腿骨骨幹部骨折ってなに?

大腿骨骨幹部の骨折で、若・壮年層では、高エネルギー外傷で発生するので、多発外傷(多臓器損傷)多発骨折(骨盤・脊椎・長管骨骨折)の合併症に注意が必要となってくる。
高齢者では、非定型骨折や悪性腫瘍の骨転移による病的骨折として派生することがある。

非定型骨折とは

・高齢者の大腿骨転子下や骨幹部に生じる脆弱性骨折のこと。
・大腿骨内側にくちばし状のspike(骨の隆起)形成をともなった横骨折、あるいは短斜骨折が典型的である。
・骨粗鬆症治療薬のビスホスホネート長期使用者との関連も指摘されているが、確定的ではない。
高齢者の大腿骨骨折好発部位の頸部や転子部ではない部位での骨折なので、”非定型”という

分類は?

治療方法は?

原則として手術治療を行う。
多発外傷・多発骨折を合併している場合初期治療で創外固定(DCO)を行う。

参考文献
患者がみえる新しい「病気の教科書」 整形外科
病気がみえる11 運動器・整形外科

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