【必見】新人看護師の勉強方法

【新人看護師の勉強法】ノート作りは不要?「1冊の本」を育てる効率的な学習術

「学生時代にあれだけ勉強したのに、現場に出たら分からないことだらけ……」
「先輩に『勉強してきて』と言われるけれど、何から手をつければいいか分からない」

そんな悩みを抱えている新人看護師さんは多いのではないでしょうか?
私も新人の頃は、配属された病棟特有の疾患や処置の多さに圧倒され、毎日必死でした。

勉強方法は人それぞれで、「自分だけのまとめノート」を作る同期もいれば、ひたすら医学書を読む先輩もいました。私の病棟は比較的自由な風潮で「理解できていればOK」というスタンスだったので、私は「あえてノートを作らない勉強法」を実践しました。

今回は、私が新人時代に実践し、今でも役立っている「1冊の参考書を育てる勉強法」をご紹介します。

新人看護師がぶつかる「勉強の壁」

看護学生時代は広く浅く、国家試験に受かるための勉強が中心でした。しかし、就職後は「配属部署に特化した深く狭い知識」が求められます。

教科書通りの症状がすべての患者さんに現れるわけではありませんし、先輩からの申し送りで飛び交う略語や、病棟独自のルーチンも覚えなければなりません。「勉強しなきゃ」という焦りと、業務による疲労で、効率的な学習方法を見つける前に挫折しそうになるのが、新人看護師の「勉強の壁」です。

実践!「自分だけの最強の参考書」を作る方法

私が実践したのは、新しいノートに綺麗にまとめる方法ではなく、既存の参考書をベースにする方法です。手順はとてもシンプルです。

1. 配属科の「分かりやすい本」を1冊だけ買う

まず、書店で自分が配属された科(循環器、呼吸器、消化器など)の専門書を探します。
ここでのポイントは、「自分が一番見やすい・理解しやすい」と感じる本を1冊だけ選ぶことです。

専門医向けの難しい本である必要はありません。イラストが多いもの、「○○科の看護」といった新人向けのもので十分です。あれこれ手を出すと消化不良になるので、まずは「この1冊があれば安心」という相棒を見つけましょう。

2. 日々の「気づき」をその本に書き込む

ここからが本番です。その本には既に、疾患の基礎知識や看護のポイントがまとめられていますよね。
その内容の余白に、日々の業務で学んだことを直接書き込んでいきます。

受け持ち患者さんの症状: 「教科書にはこう書いてあるけど、Aさんの場合は○○という訴えがあった」
先輩のアドバイス: 「先輩から『この数値が下がったら要注意』と指導された」
失敗や反省: 「観察項目を見落とした。次はここを見る!」

これを繰り返すことで、一般的な知識が書かれたただの参考書が、「臨床のリアルな知識が詰まった自分だけの最強の教科書」へと進化していきます。

この勉強法のメリット

この方法の最大のメリットは、「ノートにまとめる時間を短縮できること」です。
疾患の病態生理や解剖図をいちいちノートに写すのは時間がかかりますし、図を書くことが目的になってしまいがちです。

既存の本を使えば、基礎知識を書く手間はゼロ。「臨床で得たプラスアルファの知識」を書き足すことだけに集中できます。また、関連する情報が1冊にまとまっているため、後で振り返った時に知識がリンクしやすく、記憶に定着しやすいのです。

当時の反省点と、今だから思うこと

この方法は私にとって非常に効率的でしたが、今振り返ると「もっとこうしておけば良かった」という反省点もあります。

  • 字が汚すぎて読めない: 忙しい中、殴り書きで追記していたため、後から見返すと解読不能な文字が……。もう少し丁寧に、せめて自分だけは読める字で書くべきでした。
  • 日付を入れれば良かった: 「いつ」その書き込みをしたのか日付を入れておけば、「4月の自分より成長したな」と自信に繋がったと思います。
  • 付箋を活用しすぎた: 本のページが増えるのが嬉しくて付箋を貼りまくった結果、本が分厚くなりすぎて持ち運びが不便になりました(笑)。

完璧を目指さず、継続できる方法を

新人時代は、完璧なレポートや綺麗なノートを作ることよりも、「昨日の自分より一つでも多く知識を身につけること」が大切です。

私が実践した「参考書への書き込み勉強法」は、忙しい新人看護師さんにとって、時間の節約と知識の深化を両立できるおすすめの方法です。
自分に合った1冊を見つけて、ボロボロになるまで使い込んでみてください。そのボロボロの本が、いつかあなたの自信に変わるはずです。

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